昨年から今年の初めにかけて、さまざまな場所を訪れ、建築や空間のデザインについて学ぶ機会がありました。それぞれの土地の素材や風景との調和、心地よい空間づくりについて感じたことをまとめました。
香川・栗林公園
栗林公園では、日本庭園ならではの美しい空間構成をじっくりと観察しました。庭園内の小道は、歩くたびに景色が変わる楽しさがあります。自然と調和した造りが心地よく、建築における動線の大切さを改めて感じました。
広島・宮島
宮島では、厳島神社の伝統的な木造建築を中心に見学しました。潮の満ち引きによって変わる景観や、自然と一体化した建物の佇まいに魅了されました。繊細な装飾や木の質感を間近で見ることで、日本の伝統建築の魅力を改めて実感しました。
また、三分一博氏が設計した弥山展望台も訪れました。弥山の山頂に位置するこの展望台は、自然の風景を最大限に活かしたシンプルなデザインが特徴です。建築そのものが控えめでありながら、訪れる人々に雄大な景色を楽しませる設計が印象的でした。視界を遮らない構造や、周囲の環境に溶け込む素材選びが、宮島の自然と見事に調和していました。
京都
京都では伝統建築はもちろん、京都の街並みに馴染む新しい建物も観て歩きました。新しく手を加えられた町屋や焼き杉のしっとりとした質感は、今後時間が経つほどに更に味わいを増し、京都の街並みに溶け込んでいくでしょう。また、細い路地がつくる奥行きや、光の入り方が心地よい空間を生み出していることも印象的でした。
プーケット
プーケットでは、自然と建築の関係性に注目しました。海沿いのレストランやホテルでは、竹や木材を活かした開放的なデザインが多く、風や光を心地よく取り入れる工夫がされていました。緑に囲まれた空間が、訪れる人々に癒しを与えているのを感じました。
シンガポール
シンガポールでは、都市の中で自然をどのように取り入れるかを学びました。マリーナベイ・サンズのダイナミックな建築や、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの緑豊かな空間は、人工的でありながらも自然と共存する工夫が凝らされていました。都会でありながら、緑を感じられる設計が心地よかったです。
今回の視察を通じて、土地ごとの環境や文化に寄り添った建築の工夫を学ぶことができました。
空間づくりが人の暮らしに与える影響の大きさを改めて感じ、今後の設計にも活かしていきたいと思います。
2025年02月25日
2025年02月10日
一棟貸し宿泊施設”琴ヶ浜の渚”&”広末涼子の高知でやりたい10のこと”
2月12日(水)19時から放送されるKUTVテレビの番組『広末涼子の高知でやりたい10のこと』にて、広末涼子さんが一棟貸しの宿泊施設「琴ヶ浜の渚」を訪れるとの嬉しい報告が届きました!
高知の自然や風景を堪能しながら、広末さんがどんな素敵な時間を過ごすのか、とても楽しみですね^^
高知の自然や風景を堪能しながら、広末さんがどんな素敵な時間を過ごすのか、とても楽しみですね^^